“弱さに気づくのも、強さだ。”
ボクシングを始め格闘技には、
「強い人がやっている」というイメージがある。
たしかにテレビやネットニュースに映る選手の姿は、身1つで相手に向かっていくファイターだ。
だが、『中山道場』を切り盛りする私たち親子は格闘技経験者ながら正直気持ちが強くない。
ではなぜ、ボクシングをやるのか。
「強くなりたい」その一心である。
親子揃って気持ちの弱い私たちは学生時代からイジメられる事も少なくはなかった。
気持ちが弱いままボクサーになり、そして全国の舞台に立ち準優勝を経験した。
自分は気持ちが強くない。ただ、強くなりたい。
その思いはボクシングのみならず、
勉強や仕事にも向き合えるきっかけになる。
私は、同じように悩むボクサーにアドバイスし、結果が出るまで寄り添いたい。
自分にしかない弱さと強さを伝えたい。
これから門戸をくぐる人に。
我々の強さを証明して、一緒に戦おう。